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ものは見よう

1|2 「ものは言いよう」などというが、病理診断をやる現場にいると、「ものは見よう」だなと感じることがままある。珍しい症例を珍しいと感じて終わりにするのではなく、そこをさらに「巧みに見る」ことで、その症例からたくさんの知恵が滲み出してくる。...
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Gmailのきびしさ

13|24 どうせみんなGoogleアカウントを持ってるんだからGmailでやりとりすりゃいいのに、と思っていたけれど、思ったよりいろいろ問題があるんだなあ。中国とのやりとりはほとんどできないし。大学にメールが届かないこともしょっちゅうだ。...
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予測不能の

4|6 臨床病理カンファレンス(CPC)をやる。今の病院で私が担当するのはこれが最後だ。しっかり準備をしたつもりだが、その準備を超える議論になったときに、はたして自分の中でどういう引き出しが開き、どんなやりとりができるか、こればかりはその場...
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フルタイム臨床というかんじ

2|2 座談会に出た。一流の細菌検査技師の方が、毎日病棟を回ったり、医局をうろうろしたりしていると言っていた。細菌検査の技師が病棟を回るというのはすごいことだが、医局(ドクターのデスクや休憩場所があるところ)もですか、と問うと、「医局でうろ...
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研修医に発表する機会を与えるという言い訳

0|2 「CPCの病理解説は研修医にやらせないんですか?」と聞かれた。なんでも一部の大学は、臨床の発表も病理の発表も、それぞれ研修医が担当するのだという。まあそういうやりかたもあるのだろう。でもCPCってそのレベルのやりとりでいいの? (臨...
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行政も巻き込まないと

1|0 遠隔地の病理診断、過疎地の病理診断、これらは私たちの世代が真剣に考えていかないと、10年後や20年後には確実にあちこちにほころびが出てくることは必定なのである。今でも、田舎の中小規模の病院の病理診断を支えているのは、「赤ひげ先生」的...
インタビュー

門馬久美子先生に会う

0|0 これはね、早く本にしたいね。マジで。すごいもの。「がんユニバーシティ」言うてる場合じゃないよ。門馬先生の言葉を体験した私の感動を一刻も早くみんなに読ませたい。うわぁ。いい本になるわあ。そんなことをずーーーーーーっと考えていた。風の強...
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KOL

0|0 メーカーの人に「先生は業界のKOL(key opinion leader)ですから」なんて言われて講演に引っ張り出されてニヤニヤしてる医者、しんどいなーダッセェなぁーって見てる。あんたの思考に興味があるんじゃなくてあんたの影響力に用...
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ウェットな仕事

0|0 飛行機が飛ばなかったときに備えてオンラインで講演できるように荷物(ヘッドセット、PCの充電ケーブルなど)を増やした。ちかごろは雷や線状降水帯などさまざまな理由で飛行機が止まる。無論、安全のためだからすばらしいことだし、事前に教えてく...
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終わりが見えてきたぞ

0|0 がんユニのインタビュー企画、大詰めである。そろそろだなあ。この本、ほんとうにできるんだなあ。