レコード ハヤリヒット 11|32 「ホー谷オームラーン!」と聞こえて笑ってしまった。逆逆。言い間違いを笑っていられる日常がいい。 仕事では十重二十重に書き間違いをチェックする。丁寧に、何度も見返した病理診断書。2郡リンパ節の記載をうっかり3群リンパ節のところに書... 2025.04.08 レコード
レコード そこまでではない 6|4 ウギャー書き溜めておいた記事を上書きしちゃった! やっちまった! ウェブ上でこれをやっちゃうとバックアップもないからリカバリーのしようがない! もったいない! うわああっ! まあいいか。ブログだもんな。患者が関わるような仕事じゃなく... 2025.04.07 レコード
レコード たぶんだけど 12|19 病理診断というのは、勘とセンスと経験をきちんと積み重ねれば、わりと誰にでもできる仕事だ。そのへんを歩いている医療の知識がまったくない中学生を捕まえても、たぶんだけど、いちから仕込めば5年くらいでそこそこいい病理診断ができると思う... 2025.04.04 レコード
レコード 視力がいいから折り返すだけでゴールが見えてくる 28|30 気づいたらだいぶインタビューが溜まってきた。そして、ここから、化学療法内科医、がんを切る外科医、がんを見る内科医へと、立て続けにインタビューする予定である。いつも正念場だけど、ここからはなんというか、わかりやすく正念場だ。関係な... 2025.04.03 レコード
レコード そこにあるのは結局仕事なんじゃないの 6|10 北海道内の地方都市でカンファレンスに出席。懇親会の席(いまや懐かしい響きすらある)で、その病院の院長に、「仕事が趣味だと思うけど仕事以外に楽しいことあるの?」と聞かれて、そのとき目の前にあることを見ているだけで十分楽しいので大丈夫... 2025.04.02 レコード
レコード こまかいしつまんない 13|22 ちかごろ、病理検査室でかなり流行っている業務というのがある。10年前にはほとんどなかった仕事だ。検体内に含まれる「がん細胞の割合」を調べるというものである。 胃カメラ、子宮鏡、気管支鏡……。さまざまな道具を使って、医者は患者の体... 2025.04.01 レコード
レコード そういう不具合 0|0 学会、研究会、市民向けイベントに立て続けに出席。それぞれ、がん、がんだと思ったけれどがんではなかったもの、がんを含めた医療情報の話をする。がん、もしくはがんの裏にあるもの、がんの逆にあるもの、がんの対偶にあるもの(?)ばかり話してい... 2025.03.28 レコード
レコード 私は後からあれこれ言い直す担当 15|18 原稿をのそのそ書いている。「がんであること」を言い表す、伝達する、共有するには、いかなる言葉をどのような順番で組み上げていけばいいのか、みたいなことを、抽象的な感じではなく、なるべく具体的な現場の経験をもとに書く。そんなことをや... 2025.03.27 レコード
レコード 顔を見に行く 6|3 解剖の結果をみんなと共有して検討するための会がある。何度か書いたかと思うが、CPC(clinico-pathological conference)という。今日はこれに出るために、電車を乗り継いでそこそこ遠方まで出張する。今日中には... 2025.03.26 レコード
レコード AIに使われる 15|10 論文を投稿したらreject(掲載不可)の返事。まあしょうがない。書き直してほかの雑誌に投稿しよう。ところでrejectの根拠はどうだったのかな。査読者のコメントを読む。途中で気づいた。 「これ、AIで査読してるな……」。 査読... 2025.03.25 レコード