AIに使われる

15|10

論文を投稿したらreject(掲載不可)の返事。まあしょうがない。書き直してほかの雑誌に投稿しよう。ところでrejectの根拠はどうだったのかな。査読者のコメントを読む。途中で気づいた。

「これ、AIで査読してるな……」。

査読者がサボったのだろう。コメントが構造化されすぎている。AIを使うのが悪いことではないが、AIに査読をさせたせいで、今回の論文の内容と微妙にかみあわないことが書かれているし、なにより、雑誌のフォーマットを無視したアドバイスがそのまま載っている。

編集部や副編集長がこれに気づかないでいることが一番の問題ではないかと私は思った。たぶん、私たちは、AIに取って代わられることを恐れている場合ではない。AIのまちがいに気付けないほどに思考がにぶっていくことを恐れたほうがはるかに建設的だと思う。この雑誌、いい雑誌だと思ってたけど、これからはもう、だめになっていくのかもしれないなあ。それはそれとしてrejectだ、私は私で、がんばらないといけない。はーAIに頼りたいけど腹立つからやめとこう。

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